3Dモデリングって興味はあるけど難しそうだな、ソフトも高いんだろうな…と思っている方へ、今回は無料で使える3Dソフト「Fusion360」のご紹介をいたします!
まずFusion360で制作した画像をご覧ください。
フィギュアの原型データから3Dグラフィックまで作れてしまうのが「Fusion360」です。もちろんもっと複雑な機械・車・ロボットのモデリングまで可能です。
3Dソフトの種類
3Dソフトには大きく分けて3種類あります。「3D CAD系」「3D CG系」「3D スカルプト系」の3種類です。ひとつづつ簡単にご説明します。
① 3D CAD( キャド)系
工業製品や部品など精密なサイズ指定を得意としているのが3D CAD系のソフトだと思ってください。「Fusion 360」はこちらのCAD系のソフトに分類されます。「Auto CAD」「Shade 3D」などのソフトがあります。
② 3D CG(シージー)系
CG系は映像制作やゲーム制作などに用いられることが多いです。CADと違って構造やサイズ指定などではなく、綺麗なヴィジュアルを制作するものと思ってください。
サイズ指定がうまくできない場合もあり、3Dプリントをしようとするとサイズが巨大だったり極小だったりするため、3Dプリントする場合は別のソフトで変換する必要があることが多いです。
Metasequoia(メタセコイア)、Blender(ブレンダー)などの無料ソフトがあります。
③ 3D スカルプト系
スカルプト系は「Zbrush」が代表的なソフトで、直感的に粘土をこねるように制作ができるため、原型制作にもよく使用されるソフトです。
制作したデータは色をつけて3D映像に使用することもできますし、フィギュアの原型にすることもできます。
ある程度アナログの粘土での造形に慣れている方は使いやすいソフトです。
Fusion360の良いところ!
Fusion360はCAD系ですので精密なサイズ指定ができるのはもちろん、3Dプリントにも適したデータを作成できます。また、スカルプトモードという粘土を変形させるようにするモードもありますので、単純なキャラクターであればフィギュアの原型を作成することも簡単にできます。
なんといっても無料で使えるのが最高!
CAD系の機能も使えて、スカルプトもできて、綺麗なレンダリング(画像を書き出すこと)もできる高機能なソフトが無料ということがなんといっても素晴らしい点です。かなり高機能で筆者も使いこなしてはいないのですが、簡単な機能だけでもある程度のものは制作できます。
Fusion360のインストールから基本的な操作方法はこちらのYouTubeからご覧いただけます。
こちらのUdemyのプロモーションムービーを見ていただければ、だいたいどんな感じのことができるかわかると思いますので、ぜひご覧ください!↓
https://www.udemy.com/3d-fusion360/?couponCode=CRMG2019
気軽に新しい技術を身につけてみましょう
Fusion360は無料なので、気軽に始めることができます。基本操作は上に貼り付けたYouTubeで学習することができます!
新しい技術を身につけて、クリエイターとしての新しい一歩を踏み出しましょう!