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一枚からオリジナルTシャツを制作!!ショップ制作も簡単な「paintory」を使ってみた!!気になるクオリティは!?

こんにちは、CREMAGAライターの渡部学です。自分のアパレルブランドとしてTシャツやパーカーを制作していると、サイズ・カラーごとに在庫を抱えるのはなかなか大変ですよね。

簡単にTシャツやパーカーを制作でき、ショップ機能も付いている「paintory」というサービスを使ってみて、実際に注文もしてみたのでご紹介いたします!!

paintoryとは?

ペイントリーの画像
https://paintory.com/

「じぶん仕様のプライベート・ブランドはじめよう」

1着からつくれる。好きなだけつくれる。

初期費用ゼロで、誰でも簡単に

プライベート・ブランドが始められます。

https://paintory.com/

アパレル展開をするのはとても夢のあることで、オリジナルのデザインやキャラクターでTシャツやパーカーを作りたいという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

しかしTシャツくんなどで自分でシルクスクリーンプリントするのはクオリティを出すのが大変ですし(筆者は経験済み)、プリント会社に依頼して制作すると今度はサイズ・カラーごとに在庫を抱えないといけないというリスクがあります(こちらも筆者は経験済み)。

「paintory」のように、WEB上でデザインから販売まで完結できるサービスは今までもありました。

ただ従来のサービスは、印刷のクオリティがイマイチだったり、Tシャツなどのボディのデザインや形が古くあまり使えないものが多い印象でした。

さて、「paintory」はその点を含めてどのような感じのサービスなのか見ていきましょう!!

Tシャツやパーカーなどのボディはどんなタイプ?

まず、新規登録で会員になりましょう。メールとパスワードを入力する程度で簡単に新規登録が完了します。お店の名前など細かい設定は登録完了後に後から変更できます。

めちゃくちゃ良くないですか…!?

Tシャツやパーカーなど取り揃えているボディの形状や質がとても良さそうです。スタンダードなタイプはもちろん、ビッグシルエットTシャツや厚手のTシャツなど今風のものも多数あります。

色はホワイト・ブラック・ネイビーなどのものが多く、ベーシックなタイプのTシャツには様々なカラーがありました。

個人的な好みではありますが、筆者が制作している「TRFG」というブランドはネイビー・ホワイトを中心に展開しているのでありがたいです。また、ボディもベーシックな形状よりは今風のボディを採用しているので、このアイテムの揃え方に感動しました。

さっそくTシャツを制作!!

まずは、Tシャツを選びましょう。「カスタマイズする」という赤いボタンを押すと制作を始めることができます。

このような編集画面が出てきます。まずは素材を「アップロード」します。

この際に、「PNG」ファイルで背景は透過した画像にしておくと良いです。

※「PNG」や透過の意味がわからない方は過去の記事をご覧ください。

「アップロード」した画像を選択します。

今回は、ネイビー・ブラック・ホワイトの3カラーのロゴデータを背景透過のPNG画像として用意しました。

まずはブラックの画像を置いてみましょう。

シャツの影まで再現されて、とてもリアルなプレビューができました。

サイズの変更や位置を変更することもできます。

画像を選択すると「中央揃え」や「端揃え」などの調整のアイコンも出てきます。

また、画像を複数配置することもできるので、Tシャツの形状に合わせて画像の配置をWEB上で決めることもできます。

今回の例ではあまり効果的ではありませんが、キャラクターを配置して、文字のロゴを追加するなどする時には良いでしょう。

プリントの他に、刺繍をすることもできるようです。

刺繍の場合は画像サイズが小さくなり、刺繍範囲も小さくなりますのでワンポイント刺繍をする目的で使用することができます。

話は刺繍ではなく「プリント」戻ります。

このように、背面にもプリントが可能です。ただ、表と裏の両面にプリントをするともちろん金額も少し高くなります。

デザインが完成したら商品を登録しましょう。

商品の登録をしよう

保存をすると「商品に名前を付けましょう」と表示されます。

この商品名は実際のストアにも使用されるものなので、正式な名前をつけるのが良いですが、後から変更もできます。

商品を登録しました。

商品画像は最初からプレビューの画像が入っているので、すぐに通販を開始できます。もちろん、後から自分で着用写真やアップの写真を追加することも可能です。

アイテム情報変更画面では、商品名の変更や各種情報を登録することができます。

ショップを公開した際の販売価格を決め、自分の利益を何円にするかを決めることができます。

商品説明には、選択したTシャツのボディに合わせた説明がデフォルトで入力されているので、とても便利です。

ストア設定で、タグ部分にブランドロゴを設定!!

「paintory」は全体的に使いやすく、デザインもよく大変良いサービスだと感じているのですが、「paintory」の一番のすごい機能は、タグがある部分にブランドロゴを印刷できる点だと思います!!

このように、ロゴをアップロードすると、各商品に自動でネームタグを配置してくれます。

ネームタグは2種類の画像が設定でき、白いボディ(明るい色のボディ)に対してのロゴと、暗い色のボディに対してのロゴの2種類を設定することができます。

ホワイト・グレーなどには明るいボディ用のロゴが設定され、ブラック・ネイビーなどには暗いボディ用のロゴが設定されるようです。

ネームタグがあると一気にブランド感が出て憧れていたのですが、費用の関係で今までネームタグは諦めていました。「paintory」でネームタグが簡単に実現でき、デフォルトの機能であることに何よりも驚きました。

ストア公開!!

作りたい商品を全て登録し、ストアを公開したものがこちらです。

https://trfg.paintory.com/

ストアもシンプルで素敵なショップになりました。

少し残念なのは商品を登録した順番に商品が表示されることです。作りたい商品からデザインを作成すると、一番見せたかった商品が一番下に表示されることになります。

商品を好きな順番に並べ替える機能が実装されることを待ち望みましょう。(2019年8月現在)

もう一点残念なのが、サイトの読み込みが遅いことです。商品数が多くある場合、最後まで見るのに時間がかかります。こちらも改善されることを待ち望みましょう。

それでは、印刷のクオリティを確かめる為に実際に注文してみましょう!!

気になる「paintory」の印刷のクオリティは!?

一番大切なのは、印刷のクオリティですよね。実際に3枚注文してみました。

綺麗に畳まれて、OPP袋に入って商品が届きました。

こちらはベビーサイズのTシャツのネームタグです。

めちゃくちゃ綺麗です!!

シルクスクリーン並にしっかりと白インクが乗っています。

こちらはメンズMサイズのTシャツです。ネイビーのロゴがしっかりと印刷されています。

ネームタグのクオリティはバッチリですね!想像以上でした。

こちらはシルクスクリーンのようにしっかりとプリントされていますが、おそらく転写タイプかインクジェット印刷でしょうか。酸っぱい匂いがします。

Tシャツのメインのプリントをみていきましょう。

完璧です。

正直、オンデマンドで1着から作れるサービスで、ここまで綺麗だとは思っていませんでした。本当に綺麗にプリントされていますよね!!

今回は、ネイビー・黒・ホワイトの印刷だけでしたが、このホワイトが出せればおそらくフルカラーも綺麗に出せるのだと思います。

黒地のボディにホワイトをプリントするのが一番難しいですからね。

まとめ

今回は「paintory」というサービスを使って、Tシャツを制作してみました!!

個人的に一枚だけプリントする場合にも便利ですし、オリジナルブランドのショップを在庫リスク無しでスタートすることもできるサービスです。

オリジナルブランドのショップを作るに当たって一番気になるところが印刷のクオリティやボディの選択肢ですが、今回筆者が使ってみたところ、全く問題なく(むしろ想像以上のクオリティ)で使うことができました。

https://trfg.paintory.comhttps://trfg.paintory.com

ぜひ気なる方は、「TRFG」のページをご覧ください!!

そして、ぜひオリジナルブランドのショップを作ってみてくださいね。

https://paintory.com/

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これからクリエイターになる人のためのWEBマガジン CREMAGA(クリマガ)。日々のスキマ時間にサクッと読める記事を掲載します。 人に聞きにくいすごく初歩的なことから、クリエイターのリアルな気持ちまで。

CREMAGAライター

渡部学/クリエイター
2015年 株式会社ワンダーマーク設立。​2022年現在「もにまるず」「Ambiance Paper」「TRFG」などオリジナルブランドの運営をしながら、グラフィックデザイン・WEBデザイン・Udemy講師などをしています。武蔵野美術大学 視覚伝達デザイン学科 2010年度卒。
https://www.watabemanabu.com/

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