初めてデザインフェスタやハンドメイドのイベントに出展する方は、ブースをどうやって作ろうと悩むと思います。今回は伝わりやすいブースの作り方をご紹介いたします!
1、前に机を置くパターン


ブースの前に机を置くパターンが一番一般的で、ブースを作りやすくお客様にも伝わりやすいブースを作ることができます。
簡単なブースの作りですが、ポイントは机の高さです。イベントで借りることができる机はだいたい高さが60cmほどの会議机のようなものです。
実は60cmくらいだと歩いて流し見ている方が通り過ぎやすい高さなのです。
高さ75~90cmの机にしておくと「おっ!?」と思ってサッと手が伸びる高さなのです。屈まずに商品を見ることができるため、お客様が気づかないレベルで無意識に「商品が見やすいブース」と思える高さなのです。
イベントでは「いかに立ち止まっていただくか」が重要なので、机の高さは非常に大切になってきます。
2、壁を借りるパターン

イベントの備品として壁を借りて全体で商品を見せるパターンです。壁を借りるのにお金がかかりますが、後ろのブースの印象を受けることがなく、作品のイメージをしっかりと伝えることができます。
また視線が上に向くため、立ち止まってもらいやすくなります。

壁の前に立って接客をするタイプになりますので、ポーチなどを身につけてお会計をすると良いでしょう。
装飾が大変ですが、思いっきり自分の作品をアピールしたい場合にはオススメの方法です。壁の上にブランド名を表記したり、商品の並べ方の強弱をつけることによって視線の移動を促すとGoodです。
ちなみに、この写真はSブースを2つ借りて繋げているパターンの作り方です。
3、ブースを部屋のようにするパターン

このパターンは筆者も作ったことがないのですが、全体を壁で囲んでひとつの世界観を作る方法です。周りに影響されずにイメージを伝えることができます。
ただ、中に入れるブースを作っても「中に入って見てくださいね〜」と言ってもなかなか入りづらいものです。
アート系の作品を展示して世界観をしっかり見せたいのであればオススメの展示方法ではありますが、ハンドメイドアクセサリーやフィギュアなど小物を販売する際にはあまり適していません。やはり、どうしてもお客様が入りにくいからです。
アイキャッチを作ろう
以上がブースの作り方の3パターンでした!
どの方法でも大切なのがアイキャッチを作ることです。簡単にいえばブースの看板です。


こういった看板をドーンと掲げると、遠くからも見えますし、お客様が興味を持って立ち止まってくれることが多くなります。ブランド名を読みながら通り過ぎる方もいらっしゃいますので、自然と名前も覚えてもらえます。
このようなフラッグは印刷のプリオで作成することができます。
見やすいブースを考えてイベントに出展してみよう!
これからイベントに初出展をお考えの方は、ぜひこの記事を参考にご自身の作品が一番良く見える展示方法を考えてみてくださいね!
それでは、イベントに出展してクリエイターとしての新しい一歩を踏み出しましょう!