作品を作って販売する際に必要になってくるパッケージ。パッケージにはいくつか役割があるのですが、どんなものだと思いますか?普段、当たり前のように接しているのであまり考えませんよね。今回はパッケージの役割を改めて確認して、パッケージについて考えてみる記事です。
パッケージの3つの役割
パッケージの役割は大きく分けて以下の3つになります。
- 商品の保護
- 商品を伝える
- 商品の運搬(陳列)
ご自身の作品のことを考えながら、ひとつ考えていきましょう!
1、商品の保護
これがパッケージで一番大切な部分ですよね。商品(作品)に傷がついたり壊れてしまったら大変です。
まずは、商品をしっかり守れるかを考えてパッケージを制作しましょう。
どうしてもパッケージで守れない場合は梱包やラッピングで保護できるようにします。
2、商品を伝える
商品の内容・見た目・機能など伝える情報を記載します。商品が直接見えるパッケージであれば、説明や写真が不要な場合もあります。
初めての人が見ても「どんな商品か」がわかるパッケージデザインにすると良いでしょう。
またブランドイメージを定着させるためにロゴを入れたり、あえて余計な文字を入れないという選択肢もあります。
オシャレなほど良いという訳ではありません。ハイブランドを意識しすぎて、とてもシンプルで洗練されているけど「500円」みたいな場合はアンバランスになるので、あくまでも「その商品らしさ」が伝わるパッケージにしましょう。
3、商品の運搬(陳列)
自分でイベントだけに出ている状態なら良いのですが、委託販売を初めてお店に置いていただけるようになると「運搬」「陳列」のことも考えて行かなければなりません。
ジャンルによって様々なので具体的には伝えづらいのですが、「発送するダンボールに効率よく入る」「商品を管理しやすい」「商品を陳列しやすい」ということがポイントになってきます。
「発送するダンボールに効率よく入る」ことは、運賃を少しでも下げて利益率を高めることに繋がります。
「商品を管理しやすい」「商品を陳列しやすい」ことは、お店の方にとっては重要で、クリエイターから送られてくる商品は、忙しい日々の業務の中で扱うひとつの商品にすぎません。なるべく管理・陳列しやすいパッケージにしてお店の方が売り場を作りやすいパッケージを検討しましょう。
まとめ
作品を作って販売する際に必要になってくるパッケージ。今回はパッケージの役割を改めて確認して、パッケージについて考えてみました。
パッケージについて改めて考えて、クリエイターとしての新しい一歩を踏み出しましょう!